施工事例 Vol.5 CASE STUDY Vol.5
祖父江善光寺東海別院
1280体の遺骨を安置できる善光寺納骨堂
永代供養善光寺納骨堂は趣がある石塔形式の造りが特徴で、墓標には「南無阿弥陀仏」と刻まれ ています。納骨堂には最大千二百八十体の遺骨を安置することが可能となっており、その遺骨は三十三年後の忌明け(きあけ)を目安に、納骨堂の供養塔へ合祀 しています。東海別院では毎朝、利用されている方々への御供養のため、お経をあげさせて頂いております。また参拝されるご遺族の皆様にゆったりと故人を偲 ぶための空間作りなどにも気を配っています。
●納骨堂を建立した経緯は。
本山である信州・善光寺では古来より納骨(分骨)をする習慣がありました。境内には納骨堂「雲上殿」があり、そこには大勢のお骨が納められていると言われ ています。その中で、東海別院も創立の頃よりお骨(分骨)をお預かりしていた経緯があります。昨今では分骨だけでなく全納骨を預かってほしいという要望が 多く聞かれます。そこで、東海別院では永代供養付きの納骨堂を造成して、ご要望のある方々にご提案できないかと考えました。それが納骨堂を建立した動機に なりました。
●納骨堂を建立した経緯は。
本山である信州・善光寺では古来より納骨(分骨)をする習慣がありました。境内には納骨堂 「雲上殿」があり、そこには大勢のお骨が納められていると言われています。その中で、東海別院も創立の頃よりお骨(分骨)をお預かりしていた経緯がありま す。昨今では分骨だけでなく全納骨を預かってほしいという要望が多く聞かれます。そこで、東海別院では永代供養付きの納骨堂を造成して、ご要望のある方々 にご提案できないかと考えました。それが納骨堂を建立した動機になりました。
●納骨堂の需要は今後、増えると思いますか。
最近のお墓事情は「後継者がいない」「子供には面倒をかけたくない」などの理由からお墓を建 てない方が増えています。お墓が自分たちの都合に合う形を模索している人が増えている気がします。その一つの形が納骨堂です。お墓と違って墓地の管理負担 がなく、後継者に負担がかからない納骨堂は、保守的な所も残しつつ、現代人のニーズにも対応したお墓の形態として今後も増えていくのではないかと思いま す。
参拝されるご遺族の方がゆったりと故人を偲ぶための空間作りがされている。
趣がある石塔形式の造りが特徴。墓標には「南無阿弥陀仏」が刻まれている。
インタビューに答える林和伸副住職